【初心者向け】クラフトジンとは何か?種類や選び方について解説

「そもそもクラフトジンって何?」

「クラフトジンって何がオススメなの?」

本記事ではそんな疑問にお答えします。

監修/編集者
クラフトジン・ラボ運営者:大地 正紘
  • クラフトジン・ラボ運営者
  • クラフトジン好き
  • OFFICE M2+代表としてメディア運営中
目次

まずは結論!クラフトジン=自由な発想で造られたジン

国内外のメーカーから、様々な種類のクラフトジンが発売されていますね。

クラフトジンを一言で説明すると、

「ジンというお酒をさらに自由な発想で作ったもの」

になるという理解でいいと思います。

ジュニパーベリーというジンの香りづけ(通称:ボタニカル)に使っていた植物以外にも、様々なもの(果物や地域の農産品)を使っているのが特徴です。

クラフトジンについて詳しく解説をしていきたいと思いますので、興味がある初心者の方は是非チェックしてみてください。

そもそもジンとはどういうお酒なのか?

「そもそもジンってどういうお酒なのか?」

そこもしっかりと理解しておきましょう。

ジンとは、ジュニパーベリーをボタニカルとして使って香りづけされた蒸留酒のことを指します。

日本では、ジンは国が定める酒税法上のお酒のカテゴリーとしては「スピリッツ」に分類されていて、世界4大スピリッツの中の一つとして知られています。

国税庁:3 酒税法における酒類の定義及び分類

ジンの定義とは?

ジンの定義ですが、3種類の定義が存在します。

ジンの定義
  1. ジン(Gin)
  2. 蒸留ジン(Distilled Gin)
  3. ロンドンジン(London Gin)

詳しくは別の記事で解説をしていますが、まずはざっくり3種類の定義が存在する、と覚えておけばOKです!

関連記事:【解説】ロンドンドライジンとクラフトジンの違いって何?定義のまとめ

ジンのざっくりとした歴史の流れ

ジンの歴史ですが、もともとはオランダで薬として使われていて、当時は「ジュネヴァ」と呼ばれていました。

その後、イギリスにも普及し「ジン」と呼ばれるようになりました。

当時のジンは単式蒸留器で造られていましたが、まだまだ当時の技術では雑味が取り切れなかったようです。

そこで流行したのが、ジンに砂糖を加えた「オールド・トム・ジン」です。

技術が発達して連続蒸留器で高品質なジンが造られるようになると、今度は「ロンドンドライジン」が生まれました。

今の世界的で造られているクラフトジンは、このロンドンドライジンが基礎になっています。

これがざっくりとしたジンの歴史になります。

クラフトジンの定義

”ジン”には定義が存在しますが、明確な定義が存在しないのがクラフトジンの特徴の一つ。

本記事の最初にも説明させていただきましたが、

「ジンというお酒をさらに自由な発想で作ったもの」

それがクラフトジンです。

例えば、泡盛をベーススピリッツに使ってジンを作ったり、酒粕からジンを作ったり。

これまでの発想にとらわれない自由な世界がそこにはあります。

この世界観がクラフトジンの魅力で、最近は静かなブームと言われているほどクラフトジンが浸透してきています。

関連記事:クラフトジンってブームなの?その魅力とオススメのジン3選

クラフトジンの飲み方

ソーダやトニックウォーターで割って飲むのがスタンダードなスタイルです。

バーなどで飲むジントニックはトニックウォーターと混ぜて生まれたカクテルで、人気のメニューの一つですよね。

食中酒として飲んでも美味しいです。(特にスパイスが効いたメニューとの相性が良いように思います!)

クラフトジンの場合は様々なボタニカルを使用していますので、その香りをしっかりと楽しむのであればウィスキーのようにロック、ストレートで飲むのもアリ。

ぜひ試してみてください。

関連記事:【初心者必見】クラフトジンの美味しい飲み方の解説

クラフトジンの魅力

クラフトジンときいて真っ先に頭の中に浮かぶのが「自由」という言葉。

「え!?こんな材料をボタニカルに使っているの?」

そんな風に私たちを驚かせてくれるようなクラフトジンががあり、その世界観がとても魅力的です。

色んな酒蔵さんが新しいクラフトジン造りにチャレンジしているので、これからどんどん面白くなってくると思います。

クラフトジンの選び方

①:産地で選ぶ(海外、国内、地方など)

造られた場所によって味の特徴が強く出るのもクラフトジンの魅力。

それぞれの土地に根付いた食物がボタニカルとして使われていることが多く、クラフトジンを通じてその場所の歴史や気候、食べ物を感じることができます。

初心者の方であれば、出身地やその近くでで作られているクラフトジンを試してみるといいでしょう。

②:ボタニカルで選ぶ

クラフトジンに使われているボタニカルで選ぶのも一つです。

好きな食べ物や普段口にしているものがボタニカルで使われていれば相性が良いと思います。

また、ちょっと変わったボタニカルのクラフトジンにチャレンジしてみるのも面白いです!

今まで体験したことがない味を知ることができるかもしれません。

個性的なボタニカルを使ったクラフトジン例

個性的なボタニカルを使ったクラフトジンは個性的な味をしていることが多く、人によっては好き嫌いが強くでるかもしれませんので、初心者の方はまずは「ロンドンドライジン」などのベーシックなジンに慣れてみてもいいと思います。

③:デザインで選ぶ(ボトル、ラベルなど)

クラフトジンのボトルやラベルなどのデザインには、造り手の思いが込められています。

まずは感覚的に「ビビッ!」とくるデザインのものを選んでもいいでしょう。

もしかすると思いがけない出会いがそこにあるかもしれません。

④:価格で選ぶ(高い、安いなど)

クラフトジンに慣れていないのであれば、まずは比較的リーズナブルな価格帯のものから試してみることをオススメします。

なお、クラフトジンは価格が高い=美味しい、価格が安い=美味しくない、ではありません。

美味しさはそれぞれの好みによって主観的に変わるものだと思います。

まずは色んな味を試してみて、そこから自分の好みに合うものを見つけていきましょう。

クラフトジンはブームなのか?

爆発的なブームとまではいきませんが、着実にマーケットをつくりつつあると考えます。

大手飲料メーカー、サントリーもこれからどんどん力をいれていくことを発表しています。

サントリースピリッツが製造販売するジャパニーズジン「翠(SUI)」が、家飲みの広がりなどによって好調に推移している。3~5月販売数量が前年比270%と大きく伸ばしていることから、今年の販売目標を当初計画の1.3倍、前年比2.6倍に上方修正。2024年までに国産ジンで売上高100億円の新市場創造を目指す。

https://wandsmagazine.jp/archives/11263

個人的には一過性のブームで終わってほしいとはおもっていませんので、このまま着実に市場が大きくなっていく形を望みます。

「クラフトジン」というカテゴリーが一つのカテゴリーとして認知され、これからもたくさんの人に長く愛される市場になってほしいですね!

関連記事:クラフトジンってブームなの?その魅力とオススメのジン3選

ブームの背景

イギリスのシップスミスが2008年に創業。

なんと、約200年ぶりにイギリスに蒸留所ができたということで話題になり、これがクラフトジンブームの始まりだと言われています。

初心者の方はまずは「シップスミス」という名前だけでも覚えておきましょう。

ちょっとしたバーであれば必ず置いてあると言っていいほど”定番のジン”になります。

なお、シップスミスは銅製の単式蒸留器を使った伝統的なロンドン・ドライ・ジンの製法を採用しています。

シップスミス公式ホームページ:https://sipsmith.com/

初心者向け:オススメのクラフトジンのご紹介

「人気のクラフトジンって何?」

「クラフトジン初心者には何がオススメ?」

そんな疑問をお持ちの方のために、

「まずはこれを飲んでおこう!」

とオススメできるクラフトジンを独断と偏見でお伝えさせていただきます。

オススメ①:季の美 京都ドライジン

季の美
季の美

クラフトジンが日本でブームとなる最初のきっかけになったと言われているのが季の美です。

正統派ロンドンドライジンの味を京都で再現。

今や国内の高級ホテル、バーで見かけない場所はないほど浸透しています。

バーテンダーさんからの評判も非常に高く、お客さんからは

「季の美が飲みたい!」

と指名があるそうな。

これからクラフトジンを飲み始めるのであれば、まずは押さえておきたい銘柄の一つです。

メーカー 京都蒸留所
ボタニカルジュニパーベリー、オリス、ヒノキ、玉露、ゆず、レモン、山椒、生姜、笹の葉、赤しそ、木の芽
アルコール度数45%
容量700ml
価格5,500円(税込)

オススメ②:SAKURAO(桜尾) GIN ORIGINAL

出典:Amazon.co.jp

広島を代表するクラフトジンといえば桜尾。

味には定評があり、様々な高級ホテルやバーに置かれています。

ボタニカルに使われている柑橘類のフレーバーが最高です。

価格もお手頃ですので、初心者にもオススメです。

メーカー サクラオブルワリーアンドディスティラリー
ボタニカルジュニパーベリー、レモン、ネーブル、夏ミカン、柚子、橙、ヒノキ、緑茶、赤紫蘇、高原生姜
アルコール度数47%
容量700ml
価格2,100円(税込)

オススメ③:まさひろ OKINAWA GIN

Amazon.co.jp

なんと、泡盛を使ったジン!

まさにクラフトジンならではの自由な発想と革新的な味が楽しめます。

一度飲んだら忘れられない強烈な個性が最高です。

自分の名前がジンの名前になっているからというのもありますが、個人的に思い入れの強いクラフトジンになります笑

メーカー まさひろ酒造
ボタニカルジュニパーベリー、シークヮーサー、グアバ(葉)、ゴーヤー、ローゼル、ピィパーズ
アルコール度数47%
容量700ml
価格3,300円(税込)

本記事のまとめ

今回の記事ではクラフトジン初心者の方に向けた解説をさせていただきました。

自由な発想、従来の枠にとらわれない世界観のクラフトジン。

ぜひその味を楽しんでくださいね!

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