日本の伝統文化である盆栽を通じて「日本の格好良さ」を新たに定義し、斬新な価値を生み出しているTRADMAN’S BONSAIから、“松葉”を主役にしたクラフトジン 「松葉ジン」 が登場しました。
製造は京都・中心部にあるSiCX京都蒸留所。
500ml/ABV 39%/税込11,000円 で、2025年8月30日より販売開始です。
盆栽の美意識を、静かに立ちのぼる香りの一滴としてグラスに落とし込んだ一本。
本記事ではニュースとして要点をまとめます。
参考リンク:TRADMAN’S BONSAI
「松葉ジン」とは?特徴と商品詳細

「松葉ジン」は、TRADMAN’S BONSAIがプロデュースする初のクラフトジンです。
TRADMAN’S BONSAIは、「伝統は、革新の連続である」という考えのもと、日本の伝統文化である盆栽の価値を新たに定義し、次の100年に繋がる文化として世界に発信しています。
その中心にあるのが“松”。
古くから生命力の象徴とされ、茶葉としても親しまれてきた松葉に着目し、その香りと効能をクラフトジンに取り入れました。
「素材」ではなく「命のかたち」として松葉と向き合い、香りを丁寧に抽出することで、盆栽の美学を蒸溜酒の世界に表現した一本です。
商品詳細は以下の通りです。
「松葉ジン」の詳細情報
項目 | 情報 |
---|---|
発売日 | 2025年8月30日 |
容量 | 500ml |
アルコール度数 | 35% |
価格 | 11,000円(税込) |
購入/予約サイト | TRADMAN’S TOKYO店頭、公式オンラインストア |
参考リンク:TRADMAN’S BONSAI オンラインショップ
松葉ジンの製造背景
「松葉ジン」は、京都・東山区・七条駅前にあるSiCX京都蒸留所で蒸溜されています。
ここはカフェ・バーの機能も併せ持つ都市型クラフト蒸溜所で、京都中心部でクラフトスピリッツを生産・体験できる注目スポットとしても知られています。

「松葉ジン」のプロデュースを手がけたのは、盆栽プロデューサーとして知られる小島鉄平氏(TRADMAN’S BONSAI代表)。
盆栽に向き合うように、すべての試作を自身がテイスティングしながら“香りの立ち方や余韻”まで緻密に設計。
一本の盆栽を仕立てるように、時間をかけてつくられました。

松葉特有の凛とした香りと、飲み口のクリアさを両立させた仕上がりは、まさに盆栽に宿る“静けさ”や“余白の美意識”をクラフトジンとして具現化したものです。
「松葉ジン」まとめと今後の展開

TRADMAN’S BONSAIが手がける初のクラフトジン「松葉ジン」は、松葉茶の文化に根ざした着想と、京都・SiCX蒸溜所の技術が結びついて誕生しました。
松葉をボタニカルに選び、その香りと文化をクラフトジンに映したこの試みは、伝統と革新をつなぐ新たな挑戦です。
盆栽の美学を背景に生まれた一滴が、クラフトジンの世界に静かな彩りを添えてくれるでしょう。