「ジュネヴァって何?」
「 ジュネヴァって どういうジンなの?」
本記事はそんな疑問にお答えします。
ジュネヴァについて詳しく知りたい方はチェックしてください。
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ジュネヴァとは?
ジンのルーツともいわれていて、別名「オランダ・ジン」とも呼ばれています。
モルトワイン(大麦麦芽)を使って造られているため、ロンドン・ドライ・ジンと比較すると穀物由来の甘味があり、濃厚な味わいを楽しむことができるジンになっています。
ジュネヴァのざっくりとした歴史
1660年、オランダのシルヴィウス博士が熱病の治療薬として「ジュニエーヴル(Genievre)」を製造しました。
それがきっかけで、爽やかな香りが受けてオランダ国内でお酒として一般化。
これが「ジュネヴァ」と呼ばれるようになります。
ジュニパーベリーの爽やかな香りと味わいは当時のオランダで大人気となったようです。
ジンとジュネヴァの違い
ジュネヴァに用いられるスピリッツは、
- モルトワイン(大麦麦芽などの穀物)を原料にしている
- 単式蒸留で造られる
という点がジンとの大きな違いです。
また、オランダやベルギーの一部地域でのみ製造が許されている点も大きな違いと言えます。
モルトワインを使用している分、穀物の風味が強いのもジュネヴァの特徴です。
【おすすめ】ジュネヴァの代表的な銘柄
ボルス ジュネヴァ
オランダ生まれのスピリッツ。
2008年にはシャンパーニュやコニャックと同様、EUからAOC(Appellationd’ Origine Controlee /原産地呼称制度)認定を受けています。
オシャレなボトルデザインも大きな特徴。
初めてのジュネヴァにオススメです。
ボルス エイジドジュネヴァ
先ほど紹介したボルスをオーク樽で18ヶ月以上熟成させたもの。
フランス・リムーザン地方の若木を使ったオーク樽で造られたジュネヴァは、オークのほの甘い風味にあふれ、黄金色をしています。
メイド・イン・アムステルダムの限定生産ジュネヴァです。
まとめ
ジンの原型とも言われているジュネヴァ。
モルトワインを加えた独特の風味と味は、ロンドン・ドライ・ジンとはまた違った魅力があります。
ぜひ楽しんでください!