「BEAR’S BOOKってどんなクラフトジン?」
「BEAR’S BOOKにはどんなボタニカルが使われているの?」
本記事では、そんな疑問を解決します。
BEAR’S BOOKは、熊本県の高橋酒造が製造するクラフトジンです。
ボタニカルには、熊本県産の柑橘や茶葉等に加え、米のもみ殻を使用しているのが特徴。
ドイツ産が蒸留器を使用し、スティーピング(浸漬法)とヴェイパー(蒸気抽出法)の二製法を併用した丁寧な製造工程を経て造られています。
2016年に、
「世界に通用するお酒を造る」
という夢の第一歩として開発をスタートさせ、そこから4年の試行錯誤の結果に生まれたクラフトジン。
本記事では、その味もしっかりとレビューしてみたいと思いますので、興味がある方はぜひこのまま読み進めてみてください。
BEAR’S BOOK販売公式サイト:https://ts-craft.jp/
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- クラフトジン好き
- OFFICE M2+代表としてメディア運営中
BEAR’S BOOKの解説
公式サイトからの引用です。
「BEAR’S BOOK 」は、熊本県産の柑橘や茶葉など十種類のボタニカルを使用。
口に含んだ瞬間、ジュニパーベリーのウッディーなフレーバーが広がり、次いで柚子をはじめとする和のシトラスアロマが鼻を抜けます。
さらに、生姜や山椒といった和のスパイスが程良いアクセントを生み出し、エシカルボタニカル“米のもみ殻”の奥深いコクで上質感を演出。まるで森林浴をしているような芳醇な癒しをもたらします。
公式サイト About
基本情報
製造者 | 高橋酒造株式会社 |
ボタニカル | ジュニパーペリー、山椒、米のもみ殻、不知火、レモン、生姜、ゆず、椿、お茶、杉 |
アルコール度数 | 45% |
容量 | 700ml |
価格 | 化粧箱無し:3,300円(税込) 化粧箱有り:3,500円(税込) |
受賞歴
- International Taste Institute 優秀味覚賞 三ツ星受賞
- Ultimate Spirits Challenge 2021 Finalist Gin
BEAR’S BOOKの名前の由来
高橋酒造が初めて手掛けるクラフトジン「BEAR’S BOOK」は、その名前の通り熊本の直訳から名付けられており、遊び心で溢れています。
ラベルには一冊の本を開く愛らしいクマのイラストが描かれており、製品そのものだけでなく、造り手の物語と情熱を五感を通じて体験することができます。
”BOOK”という名前のとおり、ボトルにはミニブックが。
中にはボタニカルと飲み方の説明書き。
熊本の地図もしっかり表現されています。
国産クラフトジンの中でも、そのデザイン性の高さが際立っています。
高橋酒造株式会社とは?
明治33年(1900年)2月に創業。
本社所在地は熊本県人吉市合ノ原町498番地。
400年以上の歴史を持つ球磨焼酎づくりにこだわっており、「白岳」「白岳KAORU」「しろ」などのラインナップを販売しております。
BEAR’S BOOKは高橋酒造の展開するブランドである「T’s CRAFT」の第一弾商品です。
高橋酒造公式サイト:https://www.hakutake.co.jp/
T’s CRAFTとは?
「T’s CRAFT」は、高橋酒造の新世代蒸留家たちが立ち上げたブランドでです。
熊本から世界へ向けて、クラフトマンとしての一貫した「こだわり」とユーザーの五感を刺激する「遊び心」を組み合わせたコンセプトでのもと、最高品質の酒造りを追求しています。
「T’s CRAFT」の「T」は、高橋(TAKAHASHI)と多良木(TARAGI)など、さまざまな意味が込められています。
T’s CRAFT公式サイト:https://ts-craft.jp/
BEAR’S BOOKのレビュー・感想
では、実際にBEAR’S BOOKを飲んでみたレビュー・感想を書いてみます。
BEAR’S BOOKをストレートで飲んでみた印象
まず、第一印象は
「香りが良い!!」
です。
ジャパニーズジンというよりは、どことなくロンドンドライジンを彷彿させるキャラクターです。
一口飲んでみると、ドライジンを思わせるような豊かなジュニパーと柑橘の風味とともに、山椒由来のスパイシーさもしっかり。
後味はどことなくウッディ。
ボタニカルに使用されているお米のもみ殻から来ているのであろう「香ばしさ」もほんの少し感じます。
遊び心溢れる、愛らしいボトルデザインとは裏腹に、その味は本格派。
正直、想像をはるかに超える完成度に驚きました。
これは素晴らしい…。
BEAR’S BOOKをジントニックで飲んでみた印象
結論を言えば、”相性抜群”です。
確かにストレートもいいのですが、ジントニックにすると飲みやすさもあってか、とにかくペースよく進みます笑
特筆すべきは、トニックと喧嘩しないシンプルさ。
これはドライジンのキャラクターが色濃く出ているからでしょう。
後味に香るボタニカル由来のウッディさも健在。
ジャパニーズの世界観もしっかりと表現できているところが、忖度なしで素晴らしい。
造り手の真摯にジンに向き合う姿勢を感じます。
これは虜になる人続出はないのでしょうか?
本記事のまとめ
遊び心溢れる”熊本”ならぬ「BEAR’S BOOK」。
その味は本格的なドライジン由来でありながら、根底にはしっかりとした”日本”を感じることができました。
その世界観は率直に素晴らしいの一言。
興味がある方は是非チェックしてみてください。
BEAR’S BOOK販売公式サイト:https://ts-craft.jp/
BEAR’S BOOKのまとめです!
BEAR’S BOOKは、熊本県の高橋酒造が製造するクラフトジンです。
ボタニカルには、熊本県産の柑橘や茶葉等に加え、米のもみ殻を使用しているのが特徴。
ドイツ産の蒸留器を使用し、スティーピング(浸漬法)とヴェイパー(蒸気抽出法)の二製法を併用した丁寧な製造工程を経て造られています。
価格は700ml、化粧箱無しは3,300円(税込)、化粧箱有りは3,500円(税込)となっています。
喜多屋公式サイト:https://www.kitaya.co.jp/