「クラフトジン「9148 #0101 STANDARD」って何?」
「クラフトジン「9148 #0101 STANDARD」ってどんなボタニカルが使われているの?」
本記事ではそんな疑問を解決します。
9148 #0101 Craft Gin STANDARDは、北海道の紅櫻蒸溜所が製造するクラフトジンです。
紅櫻蒸溜所の最初の製品である「#0100」(※すでに完売)をさらに改良したモデル。
使用しているボタニカルは、コリアンダー、アンジェリカ、シナモン、日高昆布、レモンピール、ブルーベリー、切干大根、ラベンダー、カルダモン、クローブ、ブラックペッパー、干し椎茸、ピンクペッパー。
アーティスティックなボトルデザインが他のジャパニーズクラフトジンとは異なる世界観を醸し出しているのが最大の特徴で、前から気になっていた方も多いのではないでしょうか。
本記事では、9148 #0101 Craft Gin STANDARDを飲んだレビュー・感想も書いていますので、気になる方はぜひこのまま読み進めてみてください。
紅櫻蒸溜所公式サイト:https://www.hlwhisky.co.jp/
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クラフトジン「9148 #0101 Craft Gin STANDARD」の解説
公式サイトの情報を引用します。
#0100をよりジンらしい味わいとなるように開発しました。ジュニパーを強めレシピの割合を整えることでパンチの強い辛口の味わいになっています。もちろん9148の「うまみ」要素である日高昆布、干し椎茸、切干大根もバランスよく香りと「あまみ」を感じさせてくれます。
公式サイト
基本情報
製造者 | 紅櫻蒸溜所(北海道自由ウヰスキー株式会社) |
ボタニカル | ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、シナモン、日高昆布、レモンピール、ブルーベリー、切干大根、ラベンダー、カルダモン、クローブ、ブラックペッパー、干し椎茸、ピンクペッパー |
アルコール度数 | 45% |
容量 | 700ml |
価格 | 5,500円(税込) |
受賞歴
- 2018年 キャセイパシフィック香港 国際ワイン&スピリッツコンペティション 金賞
- 2019年 ワールドジンアワード 金賞
- 2021年 フランクフルト国際トロフィー&最優秀スピリッツ日本部門 金賞
9148の名前の意味とは?
気になるのが「9148」という名前の意味。
「9148」という名前は、ジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984」に由来し、[Nineteen eighty-four]を[19]の逆[91]、[84]を[48]と逆にしたネーミングです。
この小説では自由のない管理社会が描かれており、主人公は美味しかったジンへの思いを通じて、かつての自由な時代を懐かしむ場面があります。
自由な世界、自由な発想、自由な価値観が、この9148という名前に込められています。
9148のラベルには2つの4桁の数字が刻印されています。
これらはそれぞれ蒸留日とレシピ番号を示しています。
季節による香りの変化や、小ロット生産によるレシピの違いなど、クラフトジン特有の多様性が楽しめます。
ラベル・ボトルデザイン
アートなデザインのラベルに、2つの4桁の数字が刻印されています。
裏面です。
ボトルキャップはガラス製というこだわり。
これまでみたことがないボトルデザインの美麗さに目を奪われます。
独特かつ唯一無二のデザインがとにかく素晴らしい。
紅櫻蒸溜所とは?
2018年4月26日に誕生した北海道初のジンの蒸溜所です。
住所は「北海道札幌市南区澄川389-6」。
運営は、北海道自由ウヰスキー株式会社になります。
紅櫻蒸溜所公式サイト:https://www.hlwhisky.co.jp/
クラフトジン「9148 #0101 Craft Gin STANDARD」のレビュー・感想
では、実際にクラフトジン「9148 #0101 Craft Gin Original」を飲んでみたいと思います。
クラフトジン「9148 #0101 Craft Gin STANDARD」をストレートで飲んでみた印象
グラスに口を近づけると、ほのかに香る昆布や椎茸由来の豊かな「和」の香りが、スゥッと鼻を抜けていきます。
高まる期待を抑えつつ、なるべく冷静に一口飲んでみた印象としては、
「おお!!スパイシー!!」
華麗なボトルデザインとは裏腹に、その味はしっかりと辛口。
余韻まで続く、このしっかりとしたしっかりとしたスパイシー感はすごい…。
このギャップに驚くと共に、気づけば何度も味を確かめていました。
クラフトジン「9148 #0101 Craft Gin STANDARD」をジントニックで飲んでみた印象
ジントニックにしても、そのスパイシー感は健在。
そして、その奥に見える「うま味」は昆布?
または、椎茸?
いや、大根由来なのかな?
奥ゆかしく、それでいて慣れ親しんだ「和」の味をぼんやり感じることができます。
しかし、これらのボタニカルをジンに使う発想はすごいですね…。
この自由な発想こそが、このクラフトジンの目指す世界観であり、最大の魅力ではないでしょうか。
まずはストレートから順番に楽しんでほしいクラフトジンです!
クラフトジン「9148 #0101 Craft Gin STANDARD」の購入方法
公式オンラインショップから購入可能です。
本記事のまとめ
ジョージ・オーウェルの小説由来の名前を持つ、クラフトジン「9148 #0101 Craft Gin STANDARD」。
そのアーティスティックな世界観は、ボトル、ラベル、味の中にしっかりと表現されていました。
興味がある方はぜひチェックしてみて下さい。
紅櫻蒸溜所公式サイト:https://www.hlwhisky.co.jp/
クラフトジン「9148 #0101 Craft Gin STANDARD」のまとめです!
北海道の紅櫻蒸溜所が製造するクラフトジンです。
使用しているボタニカルは、コリアンダー、アンジェリカ、シナモン、日高昆布、レモンピール、ブルーベリー、切干大根、ラベンダー、カルダモン、クローブ、ブラックペッパー、干し椎茸、ピンクペッパー。
自由な世界、自由な発想、自由な価値観が込められた9148という名前が表現されたボトルとラベルは、どこまでもアーティスティックであり、国産クラフトジンの中でもトップクラスの美麗さを誇ります。
価格は、700mlで5,500円(税込)です。
紅櫻蒸溜所公式サイト:https://www.hlwhisky.co.jp/